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No.15 屋根荷重が過大になる場合 (11/10/13)

KIZUKURI サポート日記

質問
下屋部分を持つ2階建て建物の計算において、
「2.4 水平力(地震・風圧)に対する耐力壁の検定」
での建物荷重算定における1階屋根部の面積が実際よりかなり大きく算出されます。
原因は何でしょうか。

回答
略伏図の入力で、「1階(2階床)」の水平構面を「Auto」として入力すると、
下屋部分は「屋根天井」と認識されます。
このとき、1階小屋(「1階(2階床)」右ラジオボタン入力画面)で、
改めて下屋部分を入力してしまうと、2重に屋根天井が配置されることとなり、
屋根部分が過大に評価されてしまいます。
1) 天井と屋根を分けて入力する
2) 「1階(2階床)」で天井屋根として入力し、小屋階には入力しない
のいずれかで問題は解消されます。